現代の機械族展開を支える超重武者出張セット【マスターデュエル】
ご挨拶
どうもりょーやです。
今回は機械族特集ということで超重武者出張セットについて紹介したいと思います。
超重武者カテゴリは強力な効果の代わりに、発動時点で自分の墓地に魔法・罠がないときという制約を課されていますが、よくよくみてみると緩めの制約であるため、初動カードとして採用すればほぼ影響を受けないのです。
また、この出張セットはかなり自由度が高いのがポイント高いです。
例えば超重神童ワカ-U4のペンデュラム効果を利用すれば、そこから召喚権を使わずにギアギガントXをエクシーズ召喚できます。
ギアギガントXはデッキ・墓地からレベル4以下の機械族モンスターを手札に加えることができるので、それを召喚権を使わずに呼び出すことができる超重武者出張セットは強力だと言えます。
これ以外でも超重武者モンスターの採用カードによっては、より柔軟な展開が可能ですので最後までお楽しみください。
(この記事では基本的な超重武者展開は紹介せず、出張採用に主眼をおいています)
目次
採用カードの紹介
この章では超重武者出張セットで主に採用されるカード、採用の余地があるカードについて紹介していきます。
詳しい展開例などは次の章をご確認ください。
【魔法・罠NG】がついているものは効果利用時に墓地に魔法・罠カードがある場合は利用できない場合がある。
【初動】がついているものは初動に使うカードなため、積極的に採用したい。
必須クラス(11~12枚)
超重神童ワカ-U4 ×3: 【魔法・罠NG】【初動】
初動に利用し、P効果で展開と超重僧兵ビッグベン-KをPゾーンに貼りつつ特殊召喚できる。
超重神童ワカ-U4
レベル4/闇属性/機械族/攻 1000/守1500/チューナー/Pスケール 8
P効果
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。「超重神童ワカ-U4」以外の「超重武者」Pモンスター1体をデッキから選んで自分のPゾーンに置く。その後、このカードを特殊召喚する。
モンスター効果
このカード名はルール上「超重武者」カードとしても扱う。このカード名の①②のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、手札からモンスター1体を捨てて発動できる。手札・デッキから「超重武者」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「超重武者」モンスターしか特殊召喚できない。
②:このカードがS素材としてEXデッキに表側表示で加わった場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。
超重僧兵ビッグベン-K ×1~2:
先述の超重神童ワカ-U4からのPゾーンにセッティングするカード。
サーチ手段採用枚数は1~2枚で十分。墓地に魔法・罠があってもサーチすることは可能。
超重僧兵ビッグベン-K
レベル8/地属性/機械族/攻 1000/守3500/Pスケール 1
P効果
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「超重武者」モンスターが存在する場合に発動できる。デッキから「超重武者装留」モンスター1体を手札に加える。
モンスター効果
このカード名はルール上「超重武者」カードとしても扱う。このカード名の①②のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。手札・デッキから「超重武者ビッグベン-K」1体を墓地へ送り、このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードがS素材としてEXデッキに表側表示で加わった場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。
超重武者装留イワトオシ ×1: 【初動】
なぜかサーチ効果に名称ターン1がないので、使いまわすと手札が増える制限カード。
魔法・罠がなくても利用可能で超重武者カカ-Cを採用すれば初動にも利用できる。
超重武者装留イワトオシ
レベル4/地属性/機械族/攻 1200/守 0
①:自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
②:このカードの効果でこのカードを装備したモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「超重武者装留イワトオシ」以外の「超重武者」モンスター1体を手札に加える。
超重武者バイ-Q ×3: 【魔法・罠NG】【初動】
魔法・罠がない場合に手札から捨てて超重武者をサーチできる。
超重神童ワカ-U4を引き寄せるための初動札として、また必要な超重武者をサーチできるため3枚必須。
フィールドにいるときに機械族のレベルを2あげることができるので、シンクロ・エクシーズに使いやすい。
超重武者バイ-Q
レベル2/地属性/機械族/攻 800/守 1200/チューナー
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、このカードを手札から捨てて発動できる。デッキから「超重武者バイ-Q」以外の「超重武者」モンスター1体を手札に加える。
②:1ターンに1度、自分フィールドの機械族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを2つ上げる。
超重武者ダイ-8 ×3: 【魔法・罠NG】【初動】
召喚権が必要だが超重武者装留をサーチできるため、初動の安定性を上げたいなら超重武者装留イワトオシと超重武者カカ-Cを合わせて採用したい。
超重武者ダイ-8
レベル2/地属性/機械族/攻 1200/守 1800
「超重武者ダイ-8」の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。このカードの表示形式を変更する。
②:このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
③:自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。自分フィールドの表側守備表示のこのカードを攻撃表示にし、デッキから「超重武者装留」モンスター1体を手札に加える。
超重武者カカ-C :【魔法・罠NG】
リンク1のため利用しやすい。超重武者装留イワトオシでリンク召喚したり、超重武者装留イワトオシを装備した超重武者モンスターでリンク超重武者召喚すれば、超重武者装留イワトオシの効果で後続の展開用のサーチが可能。
魔法・罠が墓地にないときに手札のモンスターを捨てると墓地の超重武者を自分のリンク先に蘇生できる。
自身をリンク素材にできないが、後述の超重武者装留チュウサイでリリースして別の超重武者モンスターに変えることができる。
超重武者カカ-C
リンク1/地属性/機械族/攻 0/リンク
「超重武者」モンスター1体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。このカードはリンク素材にできない。
①:自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
②:自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、手札からモンスター1体を捨て、自分の墓地の「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
展開によっては採用(枚数は自由)
超重武者装留チュウサイ :
超重武者モンスターに装備し、装備したモンスターをリリースすることで、超重武者をデッキからリクルートできる。
この効果は魔法・罠の有無に関わらず利用できるため、先述の効果を利用し終わった超重武者カカ-Cなどをリリースするとより展開できる。
リクルート候補は超重武者装留イワトオシや超重武者テンB-Nなどで自分の好みの展開につなげやすい。
超重武者装留チュウサイ
レベル1/地属性/機械族/攻 0/守 0
「超重武者装留チュウサイ」の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
②:このカードの効果でこのカードが装備されている場合、相手は装備モンスター以外の自分のモンスターを攻撃できない。
③:このカードの効果でこのカードを装備した自分のモンスターをリリースして発動できる。デッキから「超重武者」モンスター1体を特殊召喚する。
超重武者テンB-N :
召喚・特殊召喚時に墓地のレベル4以下の超重武者を蘇生できる。
超重武者装留チュウサイで呼び出せば、かなり展開力をアップすることができる。
超重武者装留チュウサイと同様に魔法・罠の有無が効果には影響しないため利用しやすいが、必須ではないので展開したい方向性が定まっていれば採用したい。
超重武者テンB-N
レベル4/地属性/機械族/攻 800/守 1800
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドにモンスターが2体以上存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、「超重武者テンB-N」以外の自分の墓地のレベル4以下の「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
超重武者装留ガイア・ブースター :【魔法・罠NG】
手札から超重武者に装備でき、魔法・罠がないときに装備状態から特殊召喚できる。
装備先をチューナーに変更でき、自身もレベル4のためシンクロ・エクシーズ・リンク召喚に利用しやすい。
手軽にランク4が作れるので最小限の出張セットの場合は採用候補に挙がる。
超重武者装留ガイア・ブースター
レベル4/地属性/機械族/攻 0/守 0
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。自分の手札・フィールドからこのカードを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。装備モンスターはチューナーとして扱う。
②:自分の墓地に魔法・罠カードが存在せず、このカードの効果でこのカードが装備されている場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
超重武者装留シャイン・クロー :
手札から超重武者に装備でき、装備状態から特殊召喚できる。
レベル2なためシンクロ・リンク召喚向きで、魔法・罠の有無が効果に関係ないため、先述した超重武者装留ガイア・ブースターとの差別化できる。
また、地属性・機械族・攻守500と古代の機械箱のサーチ先にできるため、展開に利用しやすい
超重武者装留シャイン・クロー
レベル4/地属性/機械族/攻 500/守 500
「超重武者装留シャイン・クロー」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。自分の手札・フィールドからこのモンスターを攻撃力・守備力500アップの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。装備モンスターは戦闘では破壊されない。
②:このカードの効果でこのカードが装備されている場合に発動できる。装備されているこのカードを特殊召喚する。
超重武者装留ダブル・ホーン :
手札から超重武者に装備でき、装備状態から特殊召喚できる。
魔法・罠の有無が効果に関係ないためが、レベル1なためシンクロ・リンク召喚向き。
超重武者装留ガイア・ブースター/超重武者装留シャイン・クロー以外のポイントで利用できる場合に採用する。
超重武者装留ダブル・ホーン
レベル4/地属性/機械族/攻 0/守 300
「超重武者装留ダブル・ホーン」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。装備モンスターは、1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
②:このカードの効果でこのカードが装備されている場合に発動できる。装備されているこのカードを特殊召喚する。
超重輝将サン-5 :
使用しやすい効果はないが、Pスケール8で先述した超重僧兵ビッグベン-KがPスケール1なので、レベル2~7までのモンスターをペンデュラム召喚できる。
また、地属性・機械族・守500と古代の機械箱のサーチ先にできるため、展開に利用しやすい。
超重輝将サン-5
レベル1/地属性/機械族/攻 300/守 500/Pスケール 8
P効果
①:自分の墓地に魔法・罠カードが存在する場合、このカードのPスケールは4になる。
②:1ターンに1度、自分の「超重武者」モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。そのモンスターはもう1度だけ続けて攻撃できる。
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。「超重輝将サン-5」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、自分フィールドの「超重武者」モンスターを2体までリリースして発動できる。リリースした数だけ自分はデッキからドローする。
相性のいいカード
ギアギガント X :
最強クラスの機械族サーチ効果を持ったランク4エクシーズモンスター。
レベル4以下の機械族をデッキ・墓地から手札に加えることができるので展開に回しやすい。
自分の必要な機械族モンスターをサーチして展開につなげたい。
古代の機械弩士 &古代の機械箱 :
この出張セットで並べのは地属性・機械族モンスターが多いので、古代の機械弩士で古代の機械箱をサーチ、古代の機械箱から別の機械族をサーチでき、手札が増やしやすい。
超重武者モンスターは古代の機械箱のサーチ対象に一部かぶっている点から、採用しても腐ることなくアドバンテージを取ることができる。
幻獣機アウローラドン :
機械族が複数並ぶなら採用筆頭候補のリンクモンスター。
水晶機巧-ハリファイバーが禁止カードになったためあまり見る機会は減ったが、この出張セットでは機械族モンスターが複数並べられることも多いので採用しても腐りづらい。
先述した古代の機械弩士で古代の機械箱をサーチ、そこからブンボーグ001をサーチすることができるので、その後の展開方法も申し分ない。
音響戦士ギータス &音響戦士マイクス :
ギアギガント Xの効果でサーチ先の筆頭候補。
音響戦士ギータスをサーチし、P効果で音響戦士マイクスをリクルートすると、通常召喚権を増やすことができます。
また、音響戦士ギータスと超重僧兵ビッグベン-KのPスケールが1~7のため、多くのモンスターをP召喚することができます。
展開方法
最小展開
最小展開では採用枚数を絞ってギアギガント
Xを出すことだけを目的として構成です。
今回の動画では音響戦士ギータスをサーチしますが、ここは好きなモンスターを持ってきてOKです。
最大展開
私が考えうる最大の展開です。
通った場合は2ハンデス+サンドラまでは確定します。
展開にはかなりのパーツを使うのでここまで採用する必要はありませんので、必要に応じて採用してください。
まとめ
今回は超重武者出張についてまとめてみました。
地属性・機械族は過去の記事でも何回か取り上げてきましたが、かなり自由度が高く、自分好みの展開を作りやすいのでおすすめしています。
今回の記事はかなり長期間寝かしつづけていました。
ネタだけ書いてブログを更新しようと思っていたのですが、ことごとくタイミングを逃していたので、ようやく消化することができました。
また、掲載している動画についても、制作に使う動画編集ソフトを「DaVinci
Resolve」に切り替えてみました。
慣れないところもありましたが今まで使っていた動画編集ソフトよりも楽だった気がしますので、今後はこの形で行きたいなと思います。(更新頻度は上がらない)
それではまたお会いしましょう。
りょーや